限界を超える方法、自分で決めた限界を越えて圧倒的に成長する方法

限界を超える方法、自分で決めた限界を越えて圧倒的に成長する方法

圧倒的なパフォーマンスを出しているアスリートや経営者などを見ていると、同じ人間なのに、どうしてこんなにも違うのだろうかと思ったことありませんか。

生まれ持った能力の差はもちろんあるでしょうが、世の中には大きく2種類、限界を越えて成長していく人もいれば、限界を規定して成長が止まる人がいます。

この差は一体何なのか。

限界とはどのように決まるのか、限界を超えるためにどうしたら良いのか。今回は、限界を越えて成長するための方法について検討していきます。

限界の枠を越えて圧倒的に成長したい人や、今の自分を変えたい人などを対象としています。

「限界」とは、自分が設定した思い込み

そもそも限界とは何か。改めて定義から考えてみます。

物事の及ぶ一番端。その状態をもちこたえることのできるぎりぎりのところ。かぎり。「体力の-」「我慢もこれが-だ」

出典: https://www.weblio.jp/content/%E9%99%90%E7%95%8C

ここでのポイントは、限界とは、その状態を持ちこたえることができるギリギリのところということです。

つまり、状態を持ちこたえることができない状態は、限界ではなく、その状態は既に限界を越えているということです。

すなわち限界を超えるということは厳密に言えば、不可能であることを意味します。

我々が限界を超えると言っているのは、厳密にいうと自分が設定した思い込みの限界を超えると解釈することができます。

真の意味での限界は超えることができない

真の意味で限界を越えてしまうと、身体の不調や崩壊など、生活に支障をきたしますので、この状態は我々が求めている限界を超えるとは意味が異なります。

限界には二種類あり、真の限界と、思い込みの限界

真の限界とは、物理的な限界であり、例えば100kgに耐えられる椅子は100kgが限界であり、101kgで崩壊するような限界。

思い込みの限界とは、自分の心が決めた限界であり、思い込み。例えば10km走ることが自分の限界と思い込んでいたが、真の限界は20kmだったなどです。

今回のテーマは、思い込みの限界をどれだけ真の限界に近づけるかということをテーマにしています。

関連記事:仕事で自己成長するためには、トレーニングの過負荷の原則から方法を考える

自分が設定する限界が決まるプロセス

限界を決めるのは、大きく二つ。肉体的に限界を迎えるか、精神的に限界を迎えるか。

肉体的に限界を迎えるパターン

肉体的に限界を迎える場合は、例えば即時的に身体が動かなくなったり、倒れたり、意識が飛んだりするような場合です。

この場合は、真の限界に近い状況であり、かなり危険です。大抵の人はこのようにならないように身体にリミッターがついています。

即時的ではないにしろ、後発的に限界を実感することもあります。それは限界突破を経験した当日は良かったが、後日身体に支障をきたす場合などです。

既に身体は限界を越えていたが、アドレナリンなどの脳内麻薬物質の分泌で認識できずに、後から限界を越えた支障が襲ってくるパターンです。

これら肉体的に限界を迎えるパターンは、アスリートなど特別な訓練を受けている人たちに当てはまり、日常生活で我々が経験することは稀だと考えられます。

しかも、この限界を越えた場合の支障とは、筋肉痛などの短期的に後から回復されるレベルのものではなく、重度の副作用がある場合などです。

精神的に自分の限界を決めるパターン

今回特に注目したいのは、こちらの精神的に自分の心で限界を決めるパターンです。

自分の心で限界を決めてしまうパターンには、事前に決限界を決める場合と、後発的に限界を決める場合に分けられます。

事前に限界値を決める場合とは、例えばランニングなどで、自分はこれまで5km走って、苦しかったから10kmが限界であると決める場合です。

この時に事前に限界値を決める場合には、過去の経験や想像の範囲内にとどまる限界値の設定となります。

次に後発的に限界を決めてしまう場合について考えてみよう。具体的にどういう状態かというと、何か挑戦中に、気持ち的に、苦しい、辛いと思っている状態の時です。

この精神的な辛さには二つのパターンあり、真の限界と一致している場合と、そうでない場合があります。

精神的限界が、真の限界値と一致している場合

過去の経験で同じように限界を越えた状況を経験している場合には、このままではまずいと判断ができます。

例えば、過去に同じように限界に近い時に苦しいと思って、続けていたら後々身体に支障が出た場合などです。

次に、精神的限界が、ダイレクトに肉体的に影響が及ぼしている場合である。この場合は、めまいや頭痛、など何らかの初期的症状が現れている時は肉体的限界に近づいている可能性が高い。

こういった時は即時に休息をとるべきと判断できます。

精神的限界が、真の限界値と一致しない場合

頭で事前に限界を規定している場合や、精神的に苦しい、辛いと思っている時がこれに当てはまります。

これは、過去の経験の延長で物事を考えたり、自分の周りの意見や情報といった常識にとらわれている場合があります。

あまりにも先入観が強すぎると、限界でもなんでもないのに、予め限界を低く設定してしまうことがよくあります。

また、苦しい、辛い状況で、「苦しいからやめよう」「辛いから逃げよう」などと逃げる習慣ができている場合も、限界値を低く設定してしまっている可能性もあります。

こういった、セルフトークの癖によって、限界を低く決めている場合もあります。限界を超えられない場合は、90%以上がこのような状況だと思っています。

思い込みの限界を超えるための方法

今回は、真の限界突破ではなく、自分の思い込みによる限界を超える方法について考えてみます。

限界にもいくつか種類があることをこれまで紹介してきましたが、特に課題となる限界の設定方法は、以下と定義ができます。

自分の心や思い込み、精神的に決める限界であり、精神的限界が真の限界値と一致していない場合

自分の限界を客観的に把握する方法

限界に近い状況がどのようなものかを試してみる方法です。

特に具体的に数字で客観的に把握することができれば良いです。

具体的なケースで方法を見ていきましょう。

仕事での限界を把握する場合

例えば、業務量に関して、限界を計測してみるという方法があります。

アプリなどを活用したり、時間を記録しながら、集中した時間の合計時間1日、測ってみるという方法です。

そして、完了したタスクの数を計測してみて、どこまで自分は1日に業務負荷を掛けることがができるのかを検証してみるという方法です。

長距離走で自分の限界を把握する方法

オススメの方法としては、これまで経験したことのない距離を走ってみるというものです。

10kmがこれまでの最高距離なら、15km挑戦してみるなどです。

あまりにも、距離をジャンプアップしてしまうと体調を崩してしまう可能性があるので、1.2倍や1.5倍など、自分の運動習慣を踏まえて設定しましょう。

起床時間で自分の限界に挑戦してみる方法

これもこれまでの例と同様です。例えば、これまで6時起きが早起きのベストだったら、少し早めの5時起きに挑戦してみる、といった具合です。

限界に挑戦したら、検証も必ず実施する

これまで挑戦したことがない水準の限界に挑戦した後は、必ずその後の検証も忘れずに行いましょう。

例えば、その日だけ限界に挑戦できたとしても、翌日にあまりにも身体に負荷がかかりすぎて、体調を崩してしまっては本末転倒です。

もちろん、翌日が休みの日など、それを見越した挑戦であるならば問題ないでしょうが、限界を超えることの一つの目的は、継続的に自分の水準の底上げだと思いますので、後日のコンディションの検証は忘れずに行いましょう。

限界に挑戦してみたら、達成できた場合

この場合、限界はもっと先に設定するべきであり、日頃から自分の限界の設定値を低く見積もっている可能性があります。

ただし、一時的に達成できたからといって、続けることでパンクしてしまう可能性があるので、少しずつ限界に挑戦するようにすることをお勧めします。

例えば、毎日限界に近い水準に挑戦したため、長期にわたって疲労がたまり、日常生活に支障をきたしてしまっては意味がありません。

持続性ということを考えた上で、可能な範囲で限界水準に挑戦することをお勧めします。

限界に挑戦してみたが、達成できなかった場合

現状の水準が把握できただけでも成果があります。

なぜ、達成できなかったのか、課題を洗い出すことができれば、次から目標水準を少し下げて、再度挑戦することができます。

重要なポイントは、自分の思い込みの限界を越えた水準に目標を設定して、挑戦してみることです。

これらの現状の限界値を知ることで、重要な学びは以下の通り、

自分の思い込みによる限界は、実際の限界よりも低いことを認識する

先入観にとらわれずに限界に挑戦する方法

次に、どうしても先入観にとらわれて目標を設定できない場合の対処法を考えてみます。

方法としては、絶対的な水準を設定する方法と、限界に近い水準で挑戦している人たちから刺激を受ける方法の二つがあります。

自分の設定した限界値を強制的に1.5倍にする

一つ目は、強制的に自分が考える限界値の1.5倍をするという方法です。

例えば、20kmのランニングが自分の限界だろうと考える人の場合は、限界値は、1.5倍の30kmと仮の設定ができます。

何でも良いのですが、数字目標を設定したときに、習慣として自分が設定した数値を1.5倍に無理やり設定してみるという方法です。

限界に挑戦している人たちから刺激を受ける

二つ目は、実際に限界に挑戦している人たち、例えばアスリートなどのチャレンジングな目標への挑戦者が日々どのような過酷な訓練を受けているかを知ることで刺激を受ける方法です。

彼らは同じ人間でありながら、極限に近い状態まで自分を追い込むことができます。

そのような姿を見ると、自分もやればできるのではないかと刺激を受けることができます。

特に、自分と同じような目標に向けて頑張って挑戦している人が身近にいれば、ぜひロールモデルとして、刺激を受けましょう。

私も尊敬する経営者が、1日約15時間毎日、寝る間も惜しんで仕事に取り組んでいた姿勢に影響を受けて、自分の今の限界水準を見直し、限界値を引き上げるきっかけとなりました。

限界を超えるための日々の努力を実際に見ると、自分の限界に対する考え方がガラッと変わります。

目標や夢を描き、強く意識する

目標や夢を実現したいという気持ちの強さが限界を超えるための、強いメンタルを生み出します。

例えば、絶対にフルマラソン完走したい人と、フルマラソンはダイエット目的で万が一達成ができたら良いな、という人を比べてみてください。

明らかに前者の方が最後まで頑張れるし、努力量も全く違うことが予想されます。

強い願望を持つこと

これが根本的には重要で、自分が追い求めているもの、願望を素直に感じてみましょう。

もしもその願望が直接的に、現在挑戦している限界と関係なくても、無理矢理にでも結びつけることは可能です。

例えば、以下のように考えることも可能です。

将来金持ちになりたいという強い願望があります。

限界に挑戦したいのはランニングで走る距離を伸ばすこと。

一見両者は無関係そうに見えるが、ランニングで限界を超える経験ができれば、自分の思い込みの限界を越えられる強い人間になれる。

その経験は、仕事にも活かせることができ、仕事でも限界を乗り越え、成果を出すことができ、収入アップにつながる。

無理矢理感があったとしても、結びつけることで考え方が大きく変わり、達成意欲が増してきます。

関連記事:目標達成のコツ、習慣の力を活用、モチベーションを維持し目標達成を目指す。

限界を超えるトレーニング方法を自ら確立する

限界を超えるためには3種類のトレーニング方法があると考えられます。一つ目は、限界に近い状態に慣れる訓練。二つ目は、限界挑戦のトレーニング。三つ目は、正しい休息。

限界に近い状態に慣れる訓練。

これは、自分の現在の限界値を予め知った上で、限界値の70%-80%水準を目標にトレーニングするという方法です。

これは、継続的に訓練して、負荷をかけることで限界に近い水準に慣れる基礎訓練とも考えられます。

限界挑戦のトレーニング

これは、自分で認識した限界の110%-120%の水準を目標に挑戦するというトレーニング。

このトレーニングは、継続的には行えませんが、定期的に実施することで、自分の思い込みの限界値を越えた水準に前進できるきっかけを与えます。

この機会を経て、真に思い込みの限界を越えた成長が達成されます。

正しい休息

休息もトレーニングのうちに入ります。持続的にトレーニングができてこそ、限界を越えた成長が可能になるため、しっかりとした休息を組み込まなければいけません。

体調のモニタリングも重要です。明らかに睡眠の質が悪い、パフォーマンスが悪いなどのサインが出たら、休息をいつもより余分に取るようにして身体のメンテナンスをしましょう。

まとめ

今回は、限界とは何か、どのように限界が作られるのかというプロセスを考えることで、自分が作った思い込みの限界を乗り越える方法について紹介していきました。

思い込みの限界を超えるために、以下ポイントをまとめておきます。

・自分の限界を把握し

・絶対的水準を持って挑戦する限界を設定する方法

・限界に挑戦している人たちの姿から刺激をもらい、自分の思い込みの限界を引き上げる方法

・限界に挑戦するトレーニング方法

人間とは、そもそも怠けやすい生き物です。どうしても楽な方へと向かってしまいがち。

そのため、限界値の設定に関しても、自己防衛から緩くなってしまう傾向があります。

世の中で圧倒的に成果を出している人たちは、常に自分が設定した限界を着実に突破している人たちと言えます。

限界を突破するためには、もちろん周りのサポートが欠かせません。一流のアスリートには、一流のコーチや食事の栄養を管理する人や体調を管理するドクターなどがいます。

これを個人レベルで行うとなると難しいのですが、今回紹介した手法で、まずは「限界」への認識を改めて、少しずつ上を目指すようなステップアップをしてみてはいかがでしょうか。