目標の決め方や書き方、達成に向けた具体的な行動管理の方法

目標の決め方や書き方、達成に向けた具体的な行動管理の方法

人生とは、目標設定と目標達成の連続プロセスを経て、自分が描いた理想の人生へと繋がっていきます。

しかし、目標をどのように達成するのかというプロセスについての具体的な方法論については学校や会社では、ほとんど一切教えてくれません。

今回は、経験と実践に基づき、目標を達成する方法について具体例を交えながら紹介します。

・目標を設定したけど、達成までの道筋が描けない方
・目標は立てたものの、達成ができない方
・どうやって目標を行動に落とし込むかがわからない方

向けに参考となるような記事となっています。

まずは、「目標はどのように達成できるのか?」についてを考えるためのワークを簡単にしてみたいと思います。

目次

目標を達成した経験を思い出してみる

初めに、これまで小さいことでも何でも良いので目標を自ら設定して(もしくは他者から設定されても可)、目標に向けてモチベーション高く維持しながら、目標を達成した経験を思い出してください。

具体例)

・5kgのダイエットに成功した。
・フルマラソンを完走した。
・受験勉強を頑張って、志望校に合格した。
・部活動でレギュラーを目指し、レギュラーの座を勝ち取った。

小さなことでも何でも良いです。自分の中で何かしら目標を立てて、それに向けて頑張った経験を思い出して、書き出してみてください。

目標を達成できたのは、「なぜ」かを考える

次に考えるのは、それらの目標を達成できたのはなぜかということ。なぜ、あなたは目標達成に向けて、頑張ることができたのだろうか。

考えられる理由を全て書き出してみてください。

そこから考えられる要素間に共通するものがあればグループ化して、まとめた言葉で表現できないか、考えてみてください。

例えば、私は最近、「ハーフマラソンに参加して完走すること」を目標に掲げて達成することができました。

目標を達成できた理由として考えられるのは、以下の通りです。

・自分が立てた目標であったから
・距離や時間が伸びていくことが楽しかったから。
・ランニングコミニティに所属して、お互いを励まし合う仲間がいたから。
・具体的なゴールを設定できていたから。
・努力した成果が目に見える形で分かるから
・そもそも走ることが好きだったから
・自分を変えたいという欲求が強かったから。
・達成できると信じることができたから、10km走ることができたので。
・走ることが習慣化となっていたから。
・アプリを使って記録を残すことが楽しいから。

同じように、読者の皆様も簡単に紙に書き出してみてください。考えられる要素はできるだけ多い方がヒントになります。

目標が達成できた理由をグループ化する

さて、ここから書き出した理由をグループ化してみてください。いくつかのグループに分かられると思います。

目標そのものに関わる理由

グループ化したものは、人それぞれでまとめ方は異なるのですが、大きく「目標そのもに関わる理由」「目標達成までの過程に関わる理由」の二つに分けられるでしょう。

グループ化したものには、それはどういうことかというメモ書きをカッコ書きでも追記しておきましょう。

例えば、「自分が立てた目標であったから」という理由は、「主体性」とまとめることができます。同様にまとめると以下のようになります。

・自分が立てた目標であったから(主体性)
・具体的なゴールを設定できていたから。距離と時期について(明確な目標設定)
・達成できると信じることができたから、10km走ることができたので。(達成を信じられる)
・自分を変えたいという欲求が強かったから。(内発的強い動機)
・そもそも走ることが好きだったから(興味・関心)

達成に向けた過程に関わる理由

次に、達成に向けた過程に関わる理由としてまとめることも可能です。以下は具体的な例です。

・距離や時間が伸びていくことが楽しかったから。(成長実感)
・ランニングコミニティに所属して、お互いを励まし合う仲間がいたから。(環境、仲間)
・努力した成果が目に見える形で分かるから(成果のフィードバック)
・走ることが習慣化となっていたから。(習慣化)
・アプリを使って記録を残すことが楽しいから。(プロセスの見える化)

さて、自身の目標を達成した経験を振り返ってみると、いくつかの共通点があることが分かるのではないでしょうか。以下、特に目標達成において重要な要素をピックアップしていきます。

目標の決め方、自分の言葉で設定する

目標設定に関しては、主体性を持って自分で明確な目標を設定する必要があります。

目標は誰から与えられるものではなく、①自分が達成できると強く信じることができるものであり、②自らの興味・関心のある目標であるべきです。

一緒に目標を目指す仲間がいること

目標を決める時にプラスに働くのは、同様の目標を目指している仲間がいることです。

同じ目標を目指しているコミュニティの力を借りると、達成はしやすくなるでしょう。例えば、一人でコツコツ目標を達成するのもいいですが、困難な時やつまずきそうになった時に仲間の励ましがあると力になります。

また、競争意識も芽生えるため、負けたくないというやる気も出てくるでしょう。

上手くいっているという実感を感じやすくする

目標に向けて順調にいっているという成長実感が持てると、より一層、頑張れるでしょう。

想像してみてください、努力をしているのに全く成果が出ない仕事と、努力と成果が比例している仕事の方がやっていて楽しいと感じませんか?

ゲームで考えれば、より分かりやすいでしょう。例えば、RPGゲームの王道ドラクエで、敵を倒しているにも関わらず、全くレベルアップしなかったら退屈になりませんか?

同じように、目標を達成しようとしている過程でも、なるべく成果や結果が見えるような仕組みを作りましょう。

目標達成するために必要な行動を習慣化する

目標を達成するためには、同じことを繰り返し行動する必要も出てきます。

そのような時には、目標達成に向けた行動自体を習慣化することが重要です。

例えば、ダイエットという目標を掲げた時に、数日だけジムに通ったからといって目標は達成できません。

達成するためには、長期間に渡ってジムに通う必要があり、このジムに通うという行動自体を習慣化する必要が出てきます。

習慣化をすると、何も考えることなく実行ができるようになるので、お勧めです。

参考:筋トレ・ダイエット初心者向け、筋トレを習慣化し、三日坊主を避ける方法

多くの人は、目標を決めていない

現時点で、目標がある場合はそれを書き出してください。また日々、その目標を意識して努力しているだろうか?

多くの人は明確な目標を立てずに、また目標を立てたとしてもあまり意識せずに生活を送っています。

誰しもが目標を設定して、達成した経験は少なからずあるはずなのに、年齢を重ねるごとに目標達成のプロセスから遠ざかってしまうのはなぜだろうか。

目標を設定すること自体を忘れている

理由をいくつか考えられます。以下が考えられる理由でしょう。

・目標を設定すること自体を忘れていた
・日々の生活が忙しいので、ゆっくり目標について考える時間がない
・目標を設定したところで結局達成できないことが多いので、諦めている
現実を直視することが怖い、日々の生活を忙しくして、何となく生きていた方が楽。
・目標を立てたところで、どうやって達成するのか分からない
・明確に目標を立てて、達成できなかった時の虚無感が嫌

などなど様々な理由が考えられるだろう。特に多いのは、目標設定すること自体忘れていることが多いのではないでしょうか。

日々の生活や仕事が忙しいので、ゆっくり考える時間がないということも大いに影響していると思います。

まずは、目標がない事実を受け入れよう

目標設定なくても問題ありません。まずは、今時点で「明確な目標がない」という事実に気づくことが何よりも重要です。

気づきがあって始めて人は変われます。

まずは、日々の生活で目標を意識してこなかったという現実を受け入れましょう。

次に原因を理解した上で、どのように改善していけるのかということを学べます。

目標を設定するとは、現実を直視すること

多くの人に共通することは、現実を直視することが怖いということです。何も考えずに生きていければそれはそれで非常に楽です。

目標がない理由の一つとして、目標を設定すること自体、現実を直視する作業から始まるからです。

自分は「何をやりたかったのか」、「何ができていなかったのか」、「なぜできなかったのか」等について、自分の弱みや課題を直視してそれを改善する作業が目標達成のプロセスでは必要不可欠です。

もちろん、この現実を直視し、現実を受け入れ、原因を探り、改善策を考えるプロセスは辛いし、楽しいものではない。ただし、このプロセスを経ないと目標達成のプロセスは始まりません。

小さな目標から始める

目標を立てて生活ができていないなと認識ができたところで、次のステップでは、明確な目標設定に移ります。

まずは小さな目標から始めてみることをお勧めします。

大きな目標は挫折につながるリスクがある

最初に大きな達成困難で成果が分かりにくい目標を設定してしまうと、これまで経験不足の人には難易度が高く途中で挫折してしまう可能性が高くなります。

すると「結局、目標を立てたところで達成はできない」という強い負の強固な固定概念が形成されてしまう恐れがあります。

したがって、まずは達成ができると自分が信じれるほどの目標を設定してみてください。

どんな小さなことでも何でも良いです。例えば、週3日運動をするでも良いし、低炭水化物ダイエットをスタートするでも良いので、身近なところから始めてみましょう。

自分の興味・関心に基づき、達成できると信じることができる、明確な目標を決めてください。

目標の書き方は、あまりとやかく細かいことは言わないので、各人が納得できる方法で、紙やパソコンに記録を残します。

目標達成のための行動を毎日チェックする方法

目標を達成するためには、日々の行動が欠かせません。そのためには、毎日目標を達成するための行動がしっかりできているかチェックする仕組みを設ける必要があります。

ここでは、具体的にどのように日々目標をチェックし、行動を振り返るのか、というポイントを紹介します。

目標そのものは毎朝振り返る

設定した目標は、毎日意識して、無意識に自分の中に落とし込むためチェックすることを習慣づけしましょう。

パソコンがある人はエクセル表でも良いし、パソコンがない人はノートに記述をするなど、毎日見やすいようにしておきます。

記述方法としては、一番目立つところに立てた目標を書くということです。

目標達成のための行動はチェックマークで管理

次に、目標を達成するための行動を管理する方法です。

日付ごとのチェック項目を設けます。目標に向けての必要な行動ができた場合は、「o」、できなかった場合は「x」を記載します。

例えば、習慣を変える目標として、毎日7時に起きるという行動目標を設定したとします。

1週間ごとに、その週の結果を振り返る、「x」が何個あるか。「x」になった日はなぜか。それを改善するためにはどうしたら良いか。以下はエクセル表で作った具体例です。

毎朝チェックすることで、振り返りが習慣づけされる

以下、このようにエクセルシートで管理するポイントをまとめておきます。

・毎日朝チェックができ、パソコンを開いたときにチェックする習慣化が簡単
・「o」/「x」でチェックを毎朝するので、成果が分かりやすい、「o」が積み上がることに喜びを感じ、継続しやすい。
1週間ごとに検証が仕組み化されているので、改善するためのアクションに繋がりやすい。

といった点である。重要なのは小さなことでも初めてみて、目標達成のプロセスを経験し体得するということである。

目標と結果のギャップを理解し、現実として受け入れることを仕組み化する

さて、これは上記エクセルの表でも理解できる通り、重要なポイントは目標と実際の結果のギャップを見える化して直視することである。

ここで逃げてはいけない。もし、目標に全然到達できていない状態が続いたとしていたとしても結果は客観的に記録に残すように習慣づける。

大事なのは、記録を残した後に検証する作業である。

・なぜ、達成できなかったのか。

・阻害要因は何か。

・何があれば、達成できたか。

検証の時間は毎朝必ず取るようにしてもらいたい、検証した結果の行動は仮説でも良いので何らかのアクションに移す。

小さなものでも構わない。例えば今日は7時起きることができなかったとして、昨日1日を振り返って原因を探ってみる。

いくつか考えられる理由の中で、夜遅くにコーヒーを飲んでいたことを思い出した。これが原因ではないかと仮説を立てる。

仮説に基づき、具体的なアクションとして、夜7時以降のカフェイン摂取は控えるということを対策として記載、実際に実行するようにする。

といった形で、1日単位でもPDCAが回せてしまうのである。これを毎日1週間も繰り返していれば、いずれ目標は達成できるようになる。

このプロセスの壁となるのは、達成が続かない時期が続く場合である。これは目標自体の難易度が高すぎる可能性があるので、改めて目標のハードルを1段階下げることをお勧めする。

まずは、目標達成のプロセスを経験することが第一優先なので、簡単ものから初めてもらい、継続することが何よりも重要。

改善のための新たな行動目標を考える

毎日の検証と対策法を出すことができれば、高速で目標達成に向けた行動を改善をすることができます。

重要なことは、仮説でも良いので行動の案を出してみて、実際に実行に移すことです。

例えば、朝早起きを実践する際に、どうすれば良くなるか案を出してみたとします。

例えば、以下7つの具体的な案が出てくるでしょう。

・カフェインは7時以降飲まない
・目覚めたときに音楽をすぐに聴くと目覚めが良い
・睡眠アプリを導入して、睡眠の度合いをチェックする
・カーテンを開けて寝る、日差しを浴びる
・朝、運動をすると夜が眠れるので朝に軽く散歩に出る。
・夕ご飯は遅くに食べない、遅くとも8時まで
・寝る前の携帯チェックをなくす、そのために本を代わりに読む。

これらを実行すれば、これまで以上に目標達成ができる可能性は格段に上がります。

振り返りと改善を継続してやり続けること

重要なポイントとしては、この検証と対策を考えるプロセスを継続してやり続けることです。

アイデアを実行に移した場合、全てはうまくいかないかもしれないが、中にはかなり効果があるプランがあります。

毎日、目標を確認し、行動をチェックし、検証し、改善策を出して、また実行する、これを繰り返すことで、記録としての丸印が積み上がっていくので、ゲーム感覚で達成意欲を刺激してくれます。

目標を阻害する要因を洗い出して、無くす行動を習慣化する

目標がなぜ達成されないかという原因を考えることから、新たな気づきが生まれることがあります。

例えば、目標達成を妨げる要因があり、そのような行為を無くすことも、同じように仕組み化することができます。

「目標達成を阻害する行為を無くすことを新たな目標として設定する」、ということです。

具体的に考えてみましょう。

例えば、「朝7時に起きる」という行動が達成できない場合、なぜできないかを考えたときに夜中に携帯を遅くまでイジってしまうことが阻害する行為であると考えました。

その行為がなくなれば目標が達成できそうなので、「夜11時以降は携帯電話を見ない」という新たな目標を設定します。

同じようにチェックシートを作り、設定した行動が達成できるかをプロセスに落とし込みます。

行動に移すことで新たな施策が生まれる

例えば、「夜11時以降は携帯電話を見ない」という行動目標を達成しようとすると新たな施策が生まれてきます。例えば、

・携帯の代わりに、本を読むようにする
・夜、本が読みたくなるような面白い本を買う。
・携帯の充電は寝室ではなく、別の部屋で行う。
・11時にお知らせの通知を設定して、時間に気付きやすくする

などといった新たな対処法が考えられて、行動に移すことができる。

この目標が達成されれば、本来の大目標である、「朝7時までに起きる」という目標達成の確度が上がるでしょう。

目標達成のプロセスは、新たな目標の設定を促し、小さな目標を達成することを積み上げていくことで、大きな目標が達成されるということである。

小さな目標を達成すると、大きな目標が達成できる

小さな目標を設定して達成し続けると、明らかに人は変わります。

第一に、目標を設定して達成するというプロセスの仕組み化できているので、一連の目標を達成するためのプロセスを理解しています。

これは、どのような目標であっても、小さく分解すれば達成ができるという自信につながります。

第二に、目標を達成するプロセスが習慣化されていると言うこと、朝一に10分でも20分でもチェックするという行為が習慣化できれば、毎日振り返りと改善ができるので、最強でしょう。

難易度が高い目標に挑戦してみる

ここまでできれば、次なる新たな目標にチェレンジしてください。

それは少し以前よりも難易度の高い目標にチャレンジしてみて欲しい。しかし、達成までのプロセスは基本的には一緒です。

目標の設定 > 仕組み作り > 検証>改善>阻害要因の検討>阻害行為を減らす

このプロセスを繰り返すことができれば、いずれもっと大きなキャリアにおける目標や、人生における目標を達成できることが可能となります。

まとめ、ポイント

最後に本記事の重要なポイントを以下3つにまとめて締めとします。

①小さく一歩前進することが何よりも重要、②仕組み化して習慣化すること、③検証と改善によって小さな前進を積み上げていくこと

多くの人が少しでも、目標を持ち、達成することで自信を持ち、生き生きと人生を送られるようになれば、世の中も、少し前進すると思っています。