ビジネスにおける価値創造、価値提供のプロセスとは何か。

ビジネスにおける価値創造、価値提供のプロセスとは何か。

そもそもビジネスの目的とは何か。

なぜ、企業によっては伸びる会社がある一方で衰退する企業があるのか。

業界は違えど、ビジネスにおける本質って何なのだろうか。

そんなことを日々考えて生活しています。こういう抽象的なことを考えるのは好きです。

さて、そもそもビジネスとは何なんのか、そもそも論から考えてみたいと思います。

パッと思いついたのが、顧客に対して、

何らかの価値提供を通じて対価を得る活動

と定義されるのではないだろうか。

あらゆる企業に共通する要素として、

・何らかのサービスや技術、商品を提供することによって対価を得て、売上を上げて

・人件費や固定費などのコストを支払い

・残った利益を関係者で分配するか、貯蓄するか、投資に回すかの判断をする

ということが一連の企業活動と言えるでしょう。

したがって、顧客に対して価値提供をすること、またその価値がお金という形で支払われるということが重要な要素であると考えられる。

ビジネスにおける価値提供とは何か。

価値提供とは何か。一般的に分かりやすいように、日々の生活から考えてみたいと思います。

皆さんが、今日1日でお金を支払ったサービスや商品を思い出していただきたい。

例えば、朝のカフェでの紅茶、電車賃、お昼に購入したサンドイッチ、コンビニでの弁当購入。

それらは、お金を支払って購入したものであり、それに対してあなたは価値を感じたから支払っています。

例えば、なぜ、そのカフェに入ったのか、なぜ紅茶を頼んだのかというと、

・駅近で立地が良さそうなカフェであったから

・かつ冷たいものが飲みたい、コーヒーではなくさっぱりした紅茶は美味しそうと思ったから

であり、そこには”価値がある”という判断が介在している。

私が支払ったお金は、カフェの売上になり、その売上はカフェを運営する会社の売上となり、その売上から仕入れや人件費が支払われています。

世の中は価値創造、消費の連鎖によって、回っている

身近な例ですが、そう理解ができるでしょう。

ビジネスを構成する要素は何か。

お金を獲得するまでのプロセスを考えてみれば、ビジネスを構成する要素が分かるのではないだろうか。

例えば、先ほどと同様、カフェで購入した紅茶を考えてみたい。

私は何に対して価値を感じたのかというと、

静かなスペースで、冷たい飲み物を飲み、集中する時間を得ようとしていた。

つまり、紅茶そのもの以外にもカフェという店舗で何らかの作業をすることにも価値を感じているので、対価を払ったのです。

価値とは、顧客の感じ方によって様々です。

コーヒーを飲みたい、喫煙をしたい、友人と話すスペースが欲しい、勉強スペースが欲しい、涼しい場所に行きたい、ランチを食べたい。

など多種多様である。求めている価値に合うようなサービスを提供することが、価値創造ならびに価値提供ということでしょう。

したがって、そのプロセスとしてはシンプルに考えれば、価値創造と価値提供の二つであることが分かる。

ビジネスにおける価値創造プロセスとは何か。

価値創造プロセスとは何か。カフェを経営している経営者になって考えてみれば良い。

カフェをオープンするためには、様々な準備が必要である。

最終的にお金(価値に対しての対価)を支払ってくれる顧客に対して、お金を支払うだけの価値を感じてもらえるようにする必要があります。

顧客が何に対して価値を感じてくれるかは、最初から予測することは不可能ですが、一定の仮説は立てることは可能です。

重要かつ困難なものとして、

想定する顧客は、何に対して価値を感じて、対価を支払ってくれるか

という根本的な仮説を立てることです。

・数多ある選択肢の中から、自社のカフェを選んでくれる価値とは何か。

・顧客が求めているものでまだ提供されていない価値は何かを探さなければいけない。

・その価値を提供するために、何を構築すれば良いのか。

・実現した時に、ビジネスとして成立するか、利益が上がりそうか。

これらのことを根本的に考えなければいけない。

あなたがカフェの経営者になった場合にまず何をするだろうか。私の場合だと、

・カフェビジネスにおける構造を理解する。どのようなプレイヤーがいて、収益構造はどうなっているのか。

・顧客が求めているものを理解するために、異なる種類のカフェに足を運び、そこでの顧客層を観察する、どの層でカフェで何をしているか、何を注文しているか。

・可能であるならば、知人や友人などに簡単なヒアリングの実施をして、顧客理解を深めたい。

・実際にカフェで働く。カフェのコンサルをする。経営の実態を把握するため、どこに課題がありそうかということの把握する。

・まだ、提供されていない新たな価値を模索するために、海外の事例や、異なる業種からの事例を集めてくる。ヒントになる可能性が隠されている可能性あるかもしれない。

・リスクを抑えるため、資金が小さく始められそうなカフェを模索する。顧客と触れ合えば何かしら学びはあるという仮説。

価値を提供する対象が顧客となるので、やはり顧客理解、現場理解は最初の段階でもっとも最優先として重要な要素であることが分かります。

何気なく行っているカフェでも再度観察してみると、例えば以下のことが分かる。

・ドトールは、多様な客層がきている、あまりお洒落な層はいなく、サラリーマンや主婦、学生などが多い印象。

・そこから”気軽に入れる”ということが売りになっているのだろう。

・スタバは、明らかにお洒落な20代、30代の女子が多い印象がある。

・お洒落さや、快適な空間を求めてきている可能性がある。何らかの作業を一人でしている人が半分近くいて、フリーランスやサラリーマンや学生の作業場となっている可能性が高い。

このように考えると、どの顧客層が何を求めているかが分かり、価値提供の仮説と、それに向けた価値創造のプロセスに進むことができると考えられます。