小型株への投資が難しい理由

小型株への投資が難しい理由

本記事では、小型株投資が難しいと考えられる理由について考えていきたいと思います。

小型株への投資は難しい

最近は多くの個人投資家が小型株への投資に興味を持ち始めていますが、なかなか成果が上がっていない人も多いのではないでしょうか。

小型株への投資はある程度の知識や経験がないと難しい分野であると言われています。その理由について考えていきたいと思います。

情報量少ない

小型株は、上場したばかりであったり、IRの体制も未熟であったりするため、オープンになっている情報量が少ないことがあります。

投資をする上で、投資家が判断する材料として情報は必要不可欠ですが、この投資に関する情報量が少ないということが難しさの理由の一つです。

カバーされているアナリストレポートも少ない

小型株は、機関投資家などのカバーもないため、分析レポートやアナリストレポートなども少ないです。

そのため、個人で調査をして情報を取得しに行かなければいけないことも多々あるでしょう。

会社HPの情報量も限られる

会社HPの情報量が少ない、限られていることも多々あります。要因としては、企業規模が小さいこともあり、IRの体制が未熟であったり、そもそも上場したばかりで、決算資料など開示してある情報が少ないこともあります。

株価の変動が激しい

小型株の株価の変動は大きく動くことがあります。理由としては、個人投資家の売買がメインとなっており、短期での売り買いの比率が多いことがあるからです。

また、一日の出来高が多ければ、多少の取引の影響は小さく済むのですが、小型株の場合一日の取引量が少なく、個人投資家の売りだけでも株価が大きく変動することがあります。

業績が安定しない

業績が安定しにくい要因としては、いくつかありますが、大きくは単一事業に依存しているということと、事業フェーズの2つが要因としてあります。

規模が小さく単一事業が多い

小型株全てに当てはまる訳ではないですが、大型株に比べて、小型株は事業を多角化しておらず、何かしらに特化している可能性が高いため、業績が変動しやすいです。

そのため、投資した時点では安定した業績を出し続けていたとしても、何かのきっかけで業績が変動することはよくあります。

例えば、コロナをもろに影響を受けた小型株も多くありました。

成長途中のマーケットである

小型株は、新興系の企業が多く、参入しているマーケット自体が成熟していない可能性もあります。

将来的に拡大、成長しそうなマーケットで戦っている小型株の場合は、期待したほどマーケットが拡大しなかった場合などに業績が悪化することがあります。

例えば、人工知能をテーマにした小型株などは近しいでしょう。多くの人が期待をしていたが、全ての分野で成長したとは言えず、期待外れだった技術的な領域も沢山あります。

流動性が少ない

最後に小型株への投資で難しい理由としては、株の流動性にあります。流動性とは、簡単に伝えると、いかに容易に株を取引できるかということです。

流動性が高い銘柄とは、売り手も買い手も豊富にいて、売買が盛んに行われているような銘柄を指します。

このような銘柄は、どんな時でも売りたい時に買い手が見つかり、買いたい時に売り手が見つかります。

一方で、小型株の場合は、流動性が低い銘柄も多く、買いたい時に買えない、売りたい時に売れないなどがあります。

特に、売りたい時に売れないというリスクがあり、ここが小型株投資の難しさでもあります。

小型株投資の難しさを逆手に取る

ここまで、小型株投資の難しさを説明してきましたが、目線を変えると、難易度が難しいからこそ、そこにチャンスが眠っている可能性があるということです。

例えば、多くの人がリスクと思っているところに、実はリスクは過大に評価されていて実はそのリスクは回避しながら投資する方法が分かれば、それが価値につながります。

他の人と違う視点や手法を持つこと自体が価値になる可能性があるので、単純に周りが難しいということを鵜呑みにせずに、常に自分で考えて行動することをお勧めします。

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