結婚相手の貯金は重要?結婚と株式投資の共通点とは

結婚相手の貯金は重要?結婚と株式投資の共通点とは

結婚相手の貯金の重要性

結婚相手を選ぶ時に、相手がどれほど経済力があるかは将来長きにわたって、結婚生活に影響するため、とても重要です。

経済力とは、大きく二つ。一つは現時点の貯金額、もう一つが、将来稼ぐであろう稼ぐ力です。

結婚してから、実は貯金がほとんどなかった、実は借金があったなんてことにはならないように、出来るだけ確認するようにしましょう。

結婚は株式投資と一緒

結婚と株式投資は似ている部分があります。特に長期的に特定の企業を保有し続ける長期投資とは共通点が多いです。
投資をする前には、その企業のことをしっかり調査をしますよね。
結婚相手も長期的には変えることを前提としないため、同様に調査が必要です。例えば、

  • 財務内容の確認(経済力の確認)
  • P/Lの確認(経済力、現在の収入)
  • ステークホルダー(家族関係や友達関係など)
  • 中長期経営計画(将来のキャリアや価値観など)

もちろん、直感的にその人のことが好きということが最も重要にはなりますが、長期に渡り関係を持つことを考えると、上記のような調査をするに越したことはありません。

結婚前の貯金額、確認方法

結婚前に、相手の貯金額を確認するのは、難しいですよね。ここでは、どのように嫌な顔されずに、確認するかということ考えていきます。

率直に貯金額を聞く

まずは、率直に貯金額を聞いてみるということです。シチュエーションは様々で、例えば家を探している際に、審査があるためいくらぐらいあるのか、聞いてみるというものです。

2人にとって、お金が絡むシチュエーションの時に、それとなく聞いてみると良いと思います。

その際には、「自分は〜ぐらいあるけど、いくらぐらい貯金あるの?」と自分も教えると良いでしょう。

お金で判断しないという価値観のシェアを

また、貯金額を聞くタイミングは、お互いの価値観が理解できた安心した状態が望ましいでしょう。

付き合い始めたばかりで、いきなり貯金額を聞かれたら心証はかなり悪いでしょう。

お金だけではないということを伝えた上で、聞かれたら、相手は安心して答えられるのではないでしょうか。

家賃審査が通るかが一つの基準

同棲を始める際など、相手方が審査の対象になった場合、ある程度の経済力を予想することができます。

家賃の審査のためにも、お互いの月収は書類に記載することになります。その額から平均的な貯蓄額を想定するという方法です。

年収 * 貯蓄率 * 勤続年数 = 想定貯金額

尚、平均的には手取り月収の20%を貯金に回しています。

例えば年収が600万円の場合は、70%が手取りとして、420万円。
それに対して貯蓄率は、20%で、年間約80万円。
勤続年数が10年として、貯金額800万円となります。

結婚相手に必要な貯金額はいくら?

結婚相手に必要な貯金額は、男性と女性で求める水準が異なってきます。
女性の場合は、共働きが一般化してきたとはいえども、出産というイベントが控えているため、ある程度は男性に頼る時期が出てくるためです。

男性に求める水準は、お互いが何らかの形で職を失った場合でも家賃や食費など一ヶ月にかかる費用を3ヶ月は支払い続けることができる水準と言えるでしょう。

したがって、今の生活水準によって必要な貯金額は変わってきます。

例えば、月に30万円は支出しているカップルの場合は、最低でも100万円近く最低でも必要ということになります。

また、結婚を控えたカップルの場合だと、以下の費用を考える必要があります。
結婚費用(100万円〜400万円)
引っ越し費用 (50万円〜100万円)

新生活を始める上での出費は上記以外にも様々ありますので、生活に最低限必要な貯金額にプラスで、結婚後に必要となる費用を見積もって置く必要があります。

貯金と将来キャッシュフロー

貯金がいくらあったからといって、結婚後に稼ぐ力がなければ、意味がありません。もちろん、生涯年収ほどの貯金があれば、話は別ですが、その人が将来的に稼ぐかどうかは重要なポイントになります。

判断ポイントとして、長期に渡って有望なスキルを持っているかどうか、ポータブルなスキルを有しているかどうかです。

例えば、今後も引き続きインターネット関連の市場は伸び続けるので、このような成長産業に身を置いているかどうかは重要です。

このような有望な業界が何かを判断できると、その人が将来的に稼げる人材になるかどうかの判断ができるでしょう。

お金は重要、あるにこしたことはない

結婚に愛や、好きという気持ちがあれば問題はないと言われますが、それにプラスでお金の不安が無ければ、それに越したことはありません。

投資をする際に企業を見定めるように、結婚相手も、最低限のリサーチは必要と考えられます。