クロップス(9428)、事業内容、強み分析、成長可能性

クロップス(9428)、事業内容、強み分析、成長可能性

こんにちは。@growprojecttaroです。

本日は私も気になってポートフォリオに新たに組み込んだクロップスという会社を分析、紹介したいと思います。

以下は記憶からもとに記事を記載しているため、一部正確性に欠ける部分があるため、正確な情報はぜひ、有価証券報告書などから確認してください。

クロップスの事業内容

クロップスは、東海地方を中心にauショップの運営をしております。

そのほかにもビルメンテナンスや最近は雑貨の販売、化粧品などを展開しています。

子会社にはテンポイノベーションという、店舗の賃貸借、販売のビジネスを展開しております。

様々なビジネスを傘下に抱えているので、商社と似ています。

私の印象では、コアとなる安定ビジネスを抱えながら、投資によってグループのリスクを分散、成長させているような印象です。

したがって、コングロマリットがバリュエーションが低いように、クロップスもバリエーション低くなっています。

なぜ、クロップスに興味を持ったか、強みは何か

さて、普通だったら東海地方で携帯販売しているような会社は投資対象から外れます。

成長株というよりは、割安株の部類に入りますからね。

しかし、この銘柄は割安成長株に属するのではと私は思いました。

理由としては、子会社のテンポイノベーションの成長性の高さです。

時価総額でいうと、クロップスを上回っており逆転現象が起こっています。

クロップスは、初期の頃にテンポイノベーションに投資をしており、子会社となっています。

まだ、テンポイノベーションがここまで成長する前の話です。

この時に投資ができたのは、経営者の先見性とセンスがあったと思います。

クロップスは、様々な企業に投資をしてはグループに組み込み成長させています。

大袈裟かもしれませんが、バークシャーハサウェイも同じ手法で会社を成長させてきました。

投資会社としての魅了は、一定あります。

しかも、グループ会社はいずれも不景気耐性が一定ある分野だと思いました。

携帯販売店舗に関しては、生活の必需品であり、不景気でも一定のニーズは確実にあります。

ビルメンテナンス事業も、ビジネスを継続する上では継続的に発生するビジネスです。

テンポイノベーションの飲食向けの賃貸借ビジネスは影響を受けそうですが、相対的に飲食は不景気に強いと思います。

雑貨や化粧品もいきなり、需要がなくなるビジネスではありません。

事実、リーマンショック時もこの会社は赤字を出していないんですよね。

ここら辺も不景気耐性があることの証左にもなるかと思います。

クロップスのリスクはどこにあるか

さて、クロップスのリスクはどこにあるのかを考えてみたいと思います。

まずは、テンポイノベーションの成長性に関してです。

テンポイノベーションのビジネスは居抜き物件などを借りて、外食のオーナーに又貸しをするサブリースモデルです。

その他にも、店舗自体を売却する不動産取引のビジネスも展開しています。

前者のストック型のビジネスモデルが成長すれば、比較的安定はするのですが、後者のフロー型のビジネスはリスクが伴います。

今後は、売上の中身を把握するとともに、前者の積み上げが、確実に積み上がっているかが重要なポイントになるでしょう。

次に携帯販売のビジネスに関して、今後は格安携帯など新たな競争が発生しているので、不安要素はありますが、地方都市で展開している点と直営店舗ということで、一定の競争優位はあるのではないかと考えています。

東海地方ということで、不安なのは地震ぐらいですが、ここは予想ができないので、外しておきます。

まとめ

現在の株価の水準とビジネスの中身、リスクを総合的にみても、なかなか良い投資対象だと判断しました。

特に良いのは、あまり注目されていないという点。だからこそ、割安に放置されていているのでしょう。こういう時にこそ仕込みたいものです。

ただ、ずっと注目されないリスクはあるので、長期保有するにしても、資金効率でその時々で判断をしないといけないでしょう。

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