バンク・オブ・イノベーション(4393)、株価、業績分析、強みと成長可能性

バンク・オブ・イノベーション(4393)、株価、業績分析、強みと成長可能性

バンク・オブ・イノベーション(4393)の業績、売上高等を分析、考察しています。

ゲームセクターは長期投資という観点から個人的には、あまり投資対象とはしていないのですが、今回は面白そうな小型銘柄があったので、少し詳細に調査してみました。

まずは、客観的に事業内容を精査する前に実績値としての数字を見ていきたいと思います。

株価関連情報

(調査日時:2021/2/1)

時価総額:117億円

PER(予):-

PBR:9.08倍

売上高推移

(単位:百万円)

2016年:2,299

2017年:4,001

2018年:5,052

2019年:4,295

2020年:3,061

営業利益推移

(単位:百万円)

2016年:-368

2017年:171

2018年:527

2019年:526

2020年:-60

当期利益推移

(単位:百万円)

2016年:-364

2017年:199

2018年:363

2019年:373

2020年:-74

ROE推移

(単位:%)

2016年:-

2017年:37.8

2018年:32.6

2019年:26.6

2020年:-

有利子負債推移

(単位:百万円)

2016年:823

2017年:1,008

2018年:1,084

2019年:1,112

2020年:1,528

現金等推移

(単位:百万円)

2016年:949

2017年:1,136

2018年:1,845

2019年:2,135

2020年:2,221

キャッシュフロー推移

営業活動のキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:-240

2017年:60

2018年:446

2019年:461

2020年:-246

投資活動のキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:-29

2017年:-58

2018年:-34

2019年:-116

2020年:-12

財務活動のキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:359

2017年:185

2018年:297

2019年:-55

2020年:344

フリーキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:-270

2017年:1

2018年:411

2019年:345

2020年:-258

バンクオブイノベーションの事業内容は何か

バンクオブイノベーションは、スマフォ向けゲームの開発運営の単独事業です。

2006年創業の会社で割と社歴は長いです。

ミッションを「ロマン」と称して、”世界で一番「思い出」をつくるエンターテインメント企業”としています。

事業ドメインをゲームだけではなく、エンターテインメントという領域の中の一つとしてゲームを開発していることが伺えます。

企業理念も”良いものは必ず評価される”というもので、質にこだわる姿勢、本質を求める姿勢がみてとれます。

こういう経営姿勢があったので、今回少しゲーム会社っぽくないなと思いピックアップしています。

ゲーム自体は、4つローンチしています。ゲームの印象としては、細部にこだわり、世界観が強いという点。

ミトラスフィア -MITRASPHERE-

ファンタジーRPG、累計600万ダウンロード。

幻獣契約クリプトラクト

ファンタジーRPG、累計1,100万ダウンロード。

・征戦!エクスカリバー

ギルドバトルRPG、累計100万ダウンロード。

・ポケットナイツ

ギルバトルRPG、累計100万ダウンロード。

個人的注目ポイント

・デザイン重視の開発姿勢(デザイナー従業員の4割)

・将来FCFを追求する堅実な経営姿勢

・品質最優先の開発姿勢

・リリース後のヒット確率が高いこと

・自社IPを確立することの重要性を認識

・中国での配信を計画中
参考:『ミトラスフィア-MITRASPHERE-』の中国本土配信にかかる独占ライセンス契約締結に関するお知らせ

懸念点

・質優先することによるリリースの遅れ、リリース本数が少ないこと、1、2年に1本

・ユーザーの嗜好性が変化する可能性あり(BtoC特有)

・競合他社が多く、競争が激しい業界(アプリランキングを見れば明らか)

・2本の主力タイトルの売上依存度が高く、安定性に欠ける

株価水準

2019年2月調査時点

時価総額:約64億円

PER:17.6倍 (2018年度の当期利益より算出した場合)

まとめ

ゲーム会社は、ユーザーの嗜好性によって大きく左右されるため正直判断が難しいですが、客観的に数字と実績をみるととても面白そうな会社だなという印象を持ちます。

前回エクストリーム社を調査していた時も同じような感じの印象でした。

関連記事:小型成長株、投資対象候補として挙げた銘柄の結果検証と振り返り

ゲーム会社としては、堅実な経営をしているポイントが個人的にはとても興味が惹かれる点であります。

財務状態も良好、IP確立重視の経営戦略は将来的なエンターテインメント事業としての事業の拡張性を考えた上での戦略であって、将来的にはゲーム以外の領域にも進出する可能性もありそうと想像していました。

ゲーム自体は、少しプレイをしてみたり、口コミを見ればわかると思うのですが、世界観が強く、デザインや音など細部に拘っている印象がみてとれます。

こういった質にこだわる姿勢自体が長期的には、大きな差別化、競争力につながる可能性もあるのかもしれません。

一方で、新しい作品のリリースがいつになるのか、既存タイトルの売上がいつまで続くのかというポイントは未知の部分が大きく、安心できるかというとそうでもないでしょう。


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投資を実際にするという前提での企業調査や分析には力が入り、投資した後も継続的にその企業を、自分ごとのようにフォローアップすることができます。

銘柄のスクリーニング方法やその他の小型株の情報に関しては以下が参考になります。

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種銭を生み出すことの重要性や、どのように種銭を積み上げるのかという方法については以下参考にしてください。

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※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。