【注目】成長株、サイボウズ(4776)事業分析、株価水準 | グループウェア国内首位

【注目】成長株、サイボウズ(4776)事業分析、株価水準 | グループウェア国内首位

サイボウズ、事業内容

「チームワークあふれる社会を創る」というミッションに基づき、チームワークを促進するようなソフトウェア、特にグループウェアを中心に様々な商品を提供しています。

以下、個人的にも注目している順にコアな製品を掲載します。

kintone

製品の機能が多岐にわたるので、商品説明動画でビジュアルでどのような製品かをイメージした方がわかりやすいと思われます。

もっと詳しくプロダクトの体験がしたい方は、体験シュミレーションがあるので、こちらを参照することをお勧めします。

kintoneは、PaaS(Platform as a service)の製品で、業務に必要なアプリを個別にカスタマイズして作成することが可能です。

テンプレート用のアプリも無料で公開されていて、プログラミングの知識も不要でカスタマイズできることが理解できます。

シュミレーションでは、顧客データの管理、人事データの管理、経費精算用のアプリがあります。

こういったシュミレーションを作るといったWEB販売に特化した仕組みも素晴らしい戦略だと思います。

サイボウズ Office 10

サイボウズ Officeは、企業や組織内の情報共有やコミュニケーションを支援するソフトウェアです。
スケジュール共有や会議室などを押さえる設備予約、掲示板やファイル共有、ワークフローといった豊富な機能を標準で備えています。

引用:当社HPより

延べ60,000社以上の顧客に利用、11年連続シェアNo.1という主力の商品の一つです。

Garoon

こちらは、どちらかというと大企業向けのグループウェアという印象。製品紹介動画もあるので、ビジュアルでどのような製品か見たい人は参考になります。

メールワイズ

メール業務の効率を上げるツール、ネットショップ、旅行・宿泊業界など顧客対応などメールのやりとりが頻繁に発生する業界や業種に導入されている模様です。

商品説明動画

数字で見るサイボウズ

『 有価証券報告書 』 第21期 平成29年12月31日より

決算年月 2017年度12月(単位 百万円)

売上高 9,502
当期利益 414

営業CF 726
投資CF △ 823
財務CF △ 404

現金、現金同等物 1,850
有利子負債 –

ROE 13 %
従業員数 586 名

サイボウズ、注目点

・kintoneの売上、導入社数の伸びが著しい(2018年12月期、売上昨対1.5倍導入社数昨対1.4倍

・グループウェアはデイリーで活用するソフトなので、導入後のサービス依存度が高い

クラウド関連売上の伸びが著しい

・グループウェアのマーケットで確固たる地位を確立している

・kintoneのグローバル展開が加速

サイボウズ、懸念点

・米国事業の黒字化には時間がかかる見込み

参考:連結業績予想の修正および個別業績予想、
ならびに次期業績予想に関するお知らせ

直近の発表だと、次期個別業績見通しで、kintone Corporation (米国)株式について、減損処理を行う見通しと書かれています。

メルカリ同様、米国での進出はかなり苦戦であると思われますが、kintoneならではの強みがあるのではないかとも思います。以下、現地で働いている営業の方のインタビュー記事にヒントがある気がします。

参考:【全力すぎてクレイジー?】米国kintoneで営業として働く千葉大生さん

サイボウズ、経営者はどんな人か。

代表取締役は、青野慶久 氏という方です。以下略歴となります。

1971年 – 愛媛県今治市生まれ。
1994年3月 – 大阪大学 工学部 情報システム工学科 卒業
1994年4月 – 松下電工株式会社 入社
1997年8月 – サイボウズ株式会社設立 取締役
2005年4月 – 代表取締役社長 (現任)出典:当社HP、有価証券報告書

出典:Wikipedia

インタビュー記事がいくつかありましたが、以下の記事が創業期の話としては参考になります。

参考記事:

【第1回】サイボウズ 青野 慶久社長独占インタビュー!今だから語れるサイボウズ誕生の裏側

【第2回】サイボウズ 青野 慶久社長独占インタビュー!創業時の販路拡大と資金調達

【第3回】サイボウズ 青野 慶久社長独占インタビュー!なぜ「出戻り」ができる会社にできたのか?

創業時は山あり谷あり。サイボウズがとった販路拡大と資金調達の方法とは

ポイントとしては、

・創業期の初めから自己資本で、早期に黒字化を達成していた。
・創業期は、人の採用に苦労した(現在の採用の試行錯誤につながっているのではないか)
・自己資金で資金的制約によって、ネット販売に強化(制約がイノベーションにつながっている好例)
ボトムアップで社内制度を作る組織文化が根付いている印象
・グループウェアのコンセプト、情報共有、チームワーク、透明性を自社で体現しようと努力している

社長が透明性の重要性に気づき、社員の自主性を尊重して、ボトムアップで声が上がってくる組織はとても強いと思います。

特に変化の激しいIT企業では、顧客の声などの現場の声に迅速に対応するなど変化が求められるので、こういう透明性の高い、チームワークのある組織は強いと思います。

これは、プロダクトでは目に見えない、隠れた企業の競争力と考えられます。

関連記事:現場力とは何か – 現場力を鍛え、高めるために経営者ができること

株価水準

2019年3月時点

時価総額:約480億円
PER(会社予想)約112倍

サイボウズ、まとめ

名だたる競合がいる中で、グループウェア国内首位を達成。直近はSaaSのプロダクトからPaaS(kintone)へとビジネスモデルを進化させている印象があります。

やはり特に注目すべきプロダクトは、kintoneです。

SaaSの一つ上の次元で、業務関連の様々なアプリをカスタマイズ、作成できるのは革新的で、その使いやすさも素晴らしいと思います。

特に、社員個人がプログラミングの知識がない状態でも、簡単に作成できてしまうというのは他社にはない競争優位性になるのではないかと思っています。

現在、グローバル展開を加速させている模様ですが、海外展開は採用、営業、マーケティングや競合も日本と全て変わってくるので、時間を要するとは思います。

メルカリ以外にIT系企業で米国で本気で挑戦しようとしている数少ないグローバル企業の一つだと思われます。

今後の展開も要注目すべき企業です。

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