中小企業HLDG(1757)、事業内容、ビジネスモデル、強みと成長可能性

中小企業HLDG(1757)、事業内容、ビジネスモデル、強みと成長可能性

本ブログ記事では、中小企業HLDG(1757)のビジネスモデルや業績など数値データを分析、事業内容に基づく強みと今後の成長可能性について考察しています。建設工事をテーマとした銘柄です。

中小企業HLDG(1757)、株価関連情報

(調査日時:2023/5/27)

時価総額:121億円

PER(予):40.59倍

PBR:11.39倍

売上高推移

2019:22億8147万
2020:22億7083万
2021:13億2924万
2022:28億4878万
2023:43億

直近大きく売上高を伸ばしています。安定的に成長しているとは言い難いです。

営業利益推移

2019:-809万
2020:-3億8607万
2021:-10億2212万
2022:-3億7414万
2023:2億9600万

営業利益は、2022年までずっと赤字が続いていましたが、2023年についに黒転。

当期利益推移

2019:-10億4242万
2020:-4億5541万
2021:-13億789万
2022:-9億1497万
2023:2億9900万

当期利益も同様。

ROE推移

2019:-
2020:-
2021:-
2022:-
2023:28.07%

有利子負債推移

2017:2億1501万
2018:4億2092万
2019:3億6215万
2020:1億3681万
2021:0

これだけ赤字が続いているにも関わらず、有利子負債がゼロというのは驚き。

現金等推移

2019:3億9795万
2020:7億1262万
2021:7億7009万
2022:9192万
2023:6710万

現金保有がかなり少ないので、この水準は心配です。

フリーキャッシュフロー推移

2019:-10億7632万
2020:-2億1985万
2021:-9億3976万
2022:-12億1045万
2023:3700万

フリーキャッシュフローの推移も言わずもがな。

事業内容

主に建設事業、不動産事業、投資事業、オートモービル関連事業、コスメティック事業、飲食事業、エンターテインメント事業、広告事業を行う。

多岐にわたる事業を行っていますので、全てを理解するのは結構大変です。

ビジネスモデル、今後の考察

様々な事業を行っていますが、直近は建設事業が稼ぎ頭になっていて、収益の大半は建設事業から生まれているようです。

巧栄ビルド㈱ という子会社を通じて事業を展開していますが、サイトを見ても事業内容についてはよく分かりませんでした。大規模修繕の案件が獲得できている模様です。

大規模修繕とはマンションの経年による劣化などにあわせて実施する、計画的でまとまった修繕工事のことで、マンションを購入した人なら修繕積立金などを毎年支払っていて、それを元にマンションの修繕をすることです。

大規模修繕の市場規模自体は、増加傾向にあって、2027年には7000億円近くの規模に伸びると予想されています。

テンバガー可能性

「D」

※「S」、「A」、「B」、「C」、「D」の5段階で勝手に評価した場合です。

※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項は個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。

最後に個別株投資の基礎を学ぶことは、将来の資産形成や財務の知識を高めるために非常に重要です。以下では、お金をかけずに効率的に学ぶことができる3つの簡単な方法をご紹介いたします。

方法①:無料の勉強会・セミナーに参加して体系的に基本を学ぶ

独学で学ぶ際に、無料セミナーに参加することは手軽でおすすめです。

セミナーでは、必要なポイントに絞って学ぶことができ、かつ、一般的な投資参加者の視点を得ることができます。


【無料開催中の勉強会・セミナーの一覧】

株式投資の学校


受講生の7割以上がプラスの運用成績を出している、ファイナンシャルアカデミーの人気スクールです。
体験セミナーでは、①お宝銘柄が見つかる3つの基本、②売買タイミングを判断する重要視点、③安定的に利益を出すためのリスク管理法、の3つの視点を学ぶことができます。
8割が損をすると言われる株式投資で、運用実績がマイナスのスクール受講生は、わずか9.4%とHP上では明言しているので、コンテンツにはかなり自信があるのでしょう。

>>【公式】https://www.f-academy.jp/

お金の学習・相談サービス『マネイロ』


資産運用やお金の増やし方をプロから動画視聴形式で学べるサービスです。カメラオフ+発言なしで気軽に参加できます。
つみたてNISA、iDeCo、投資信託などの資産運用について、初心者の方にもわかりやすいコンテンツです。
オンラインセミナーは1回30分、スマホでの視聴もOKなので、自宅やカフェからも気軽に参加できるのは嬉しいポイントです。

>>【公式】https://moneiro.jp/

投資の達人になる投資講座


投資初心者から経験者まで累計25万人以上が受講したオンライン投資セミナーです。
特徴としては、①講師が営業マンではなく投資の実践者なので、投資のリアルな話が聞ける点、②世界三大投資家ウォーレン・バフェット氏の元義娘、株式投資分析の世界的権威ジェレミー・シーゲル教授など著名な方々から直接情報を得ている点、③他で聞けない投資のノウハウが得られる点、です。
2021年には、最も信頼されるオンライン投資セミナーにも選ばれています。

>>【公式】https://toushi-up.com/

方法②:SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用する

SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用して銘柄を見る習慣をつけることも効果的です。


SBI証券[旧イー・トレード証券]

スクリーニング機能を使うと、さまざまな指標を組み合わせて効率的に銘柄を見つけることができます。

SBI証券では3,600以上の銘柄が取り扱われていますが、スクリーニングを上手に活用することで、素晴らしい銘柄に出会うことができます。

関連記事:SBI証券のスクリーニング指標一覧、機能の使い方

関連記事:小型株・成長株、銘柄一覧まとめ【日本の有望銘柄80社をブログで紹介】

方法③:著名な投資家の本を読む

以下の関連記事で、個人的に読むべき10冊をまとめています。

関連記事:株式投資の本質を勉強するためのおすすめ書籍10冊

著名な投資家の本を読むことは、投資における知識と洞察を深めるために重要です。これらの本は、成功した投資家の経験と教訓に基づいて書かれており、貴重な情報を提供してくれます。
投資家の視点や戦略を学ぶことで、市場の動向やリスクの評価についての理解が深まります。
また、投資家の成功や失敗のエピソードを通じて、心構えやリスク管理の重要性も学ぶことができます。これらの本は投資初心者から上級者まで役立つ情報を提供し、自身の投資戦略を構築する上で不可欠な道しるべとなります。