キャリア(6198)事業分析、株価 |シニアに特化した人材事業

キャリア(6198)事業分析、株価 |シニアに特化した人材事業

今後、成長されることが予想される高齢者マーケット関連銘柄として今回は、キャリア(6198)をピックアップ。

2019年3月時点で、株価は随分下落したように思われるので、なぜ株価が下落しているのか、今後の成長性含めて調査してみたいと思います。

キャリアの事業内容

シニアワーク事業とシニアケア事業の2つに分かれます。

シニアワーク事業

働きたいと考えるアクティブシニアと人手不足で人員の採用を考えたい企業側をマッチングする事業を展開しています。

今後も増え続けるアクティブシニアと人手不足で悩む企業の課題を解決する事業としては面白い事業だと思います。

エイジドフリー
シニア向け求人広告サイト 求人掲載件数が340件程度と調査時点ではまだまだボリュームが足りない印象。

シニアケア事業

介護市場向けに、看護師、介護士などの人材提供事業。

看護のしるし。
こちらの求人サイトを見ると、2019年2月22日時点で、掲載数が6,295件。
大手の求人サイトと比較すると掲載数では、まだ成長途上といった感じでしょうか。

例えば、マイナビ看護師は、掲載数で3万件近くあります。

数字で見るキャリア

2018年9月期有価証券報告書より

決算年度 2018年度9月(単位 百万円)
売上高 10,094
当期利益 294

・売上構成
シニアワーク事業 4,311
シニアケア事業 5,782

営業CF 234
投資CF -18
財務CF -66
現金、現金同等物 1,132
有利子負債 32

ROE23.7 %
従業員数 168名

注目点

・シニアワーク事業の職種区分は、ビルメンテナンス、ベットメイキング、ロジスティックス、オフィスワークなどがメイン。

・アクティブシニア(55歳以上)人口は増加傾向にあること。

・シニア人材の活用余地はまだまだある。

・介護人材のニーズは今後も不足傾向。ニーズは高い。

・シニアの活用を企業に提案、啓蒙するシニア活用コンサルタントの存在

懸念点

・看護師や介護士の集客は競争が激しい。大手の競合として、SMSの「カイゴジョブ」、ベネッセの「介護求人ナビ」、マイナビの「マイナビ看護師」など多くの大手企業が参入している点。

・2019年9月期第一四半期決算で、販管費及び一般管理費が上昇、減収となっている点。スタッフ確保が課題となっている模様。

株価水準

2019年3月時点

時価総額:約62億円
PER(会社予想)約20.5倍

キャリア、まとめ

魅力的なマーケットで成長が期待される市場を事業ドメインとしているので魅力的です。

一方で、シニア人材、メディカル系の人材(介護士、看護師)の確保が大きな課題となりそうです。

特に、メディカル系の人材は、大手各社が参入するかなり競争が激しい分野。

掲載件数でも遅れを取っているので、どのように今後集客を効率化していくかが課題となりそう。

シニアワークス事業は、アクティブシニアを確保でき、人手不足の企業とのマッチングが上手く進めばとても面白い事業領域だと考えられます。

アクティブシニア人口は増え、人手不足に悩む企業も増える、その両方を解決できる可能性を秘めていると考えられます。

現時点では、シニアケア事業の比重が高いため、成長が一時的に低迷する可能性がありますが、シニアワークス事業が伸びれば、成長余地はあるかもしれません。

現在、どのように集客しているのか、今後、どのように効率的に集客するのかということが今回の調査からは具体的に分からなかったので、引き続き監視していきたいと思います。

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