日本情報クリエイト(4054)、事業内容、ビジネスモデル、強みと成長可能性
- 2022.04.03
- 株式投資
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本ブログ記事では、日本情報クリエイト(4054)のビジネスモデルや業績など数値データを分析、事業内容に基づく強みと今後の成長可能性について考察しています。不動産をテーマとした銘柄です。
日本情報クリエイト(4054)、株価関連情報
(調査日時:2022/4/3)
時価総額:180億円
PER(予):55倍
PBR:5.6倍
売上高推移
(単位:百万円)
2016年:1533
2017年:1692
2018年:1921
2019年:2148
2020年:2375
2021年:2617
売上高は順調に伸びています。二桁成長ですが、20%台には届かない緩やかな成長と言えます。
営業利益推移
(単位:百万円)
2016年:-
2017年:-
2018年:299
2019年:310
2020年:524
2021年:585
営業利益の成長水準も急激な成長というよりは緩やかな成長と言えます。
当期利益推移
(単位:百万円)
2016年:137
2017年:154
2018年:167
2019年:233
2020年:367
2021年:414
ROE推移
(単位:%)
2016年:-
2017年:-
2018年:27
2019年:25
2020年:28
2021年:13
有利子負債推移
(単位:百万円)
2016年:-
2017年:-
2018年:-
2019年:-
2020年:-
2021年:-
現金等推移
(単位:百万円)
2016年:-
2017年:330
2018年:254
2019年:683
2020年:1234
2021年:2817
フリーキャッシュフロー推移
(単位:百万円)
2016年:-
2017年:-
2018年:270
2019年:372
2020年:559
2021年:317
フリーキャッシュフローの水準は、3億〜5億円前後です。このフリーキャッシュフローの水準で時価総額が妥当かどうかを判断する必要があります。投資活動によるCFが低いので、基本はフリーキャッシュフローが積み上がるモデルであることは良い点です。
ビジネスモデル、今後の考察
- ミッションは、”我が社は、人と未来とデジタル技術を結ぶ真の価値を創造し、社会に貢献します。”と記載あり、不動産領域という言葉は書かれておらず、デジタル技術で価値創造ということが明確に書かれています。
- CREDOもしっかりと作られている印象で、この中では住生活に関わる領域での貢献と記載があります。
- 1994年創業の会社で、当初は見積りシステムと不動産管理の二軸で事業をスタートしています。
- 2000年代に入ってからは、不動産領域のシステムを複数開発、また支店を日本全国で開設し始めています。
- 当社事業内容は、不動産領域の様々な業務でサービスを提供しています。一気通貫でサービス提供ができる不動産領域のプラットフォームを目指しています。
- 具体的、事業内容は、仲介ソリューションと管理ソリューションです。不動産仲介に関わる業務を支援するサービスと、不動産管理に関わる業務を支援するサービスと理解すれば良いと思います。
- 仲介ソリューションでは、業者間物件流通サービス、電子入居申込、仲介業務支援サービスがあります。
- 管理ソリューションでは、賃貸革命10や電子契約、くらさぽコネクトなどがあります
- 賃貸物件を借りたことがある人なら分かると思いますが、契約から家賃の支払い、更新の手続き、退去など不動産には各種業務があることは理解できると思います。
- 不動産領域は、一部の大手のチェーンを除き地元にも中小の不動産業者が複数おり、手続きがデジタル化していなかったり業務も生産性も低いという課題があります。
- 不動産BBは、業者間での不動産情報を交換できるサービスで、無償利用ができます。戦略的に無償とすることで、多くの顧客獲得ができる仕組みだと考えられます。業者間でのやり取りは、FAXやメールでやられることも多く、業務効率化につながります。またここに登録された情報は、他のサービスでも活用できるので、なかなか良いコンセプトです。
テンバガー可能性
「C」
※「S」、「A」、「B」、「C」、「D」の5段階で勝手に評価した場合です。
※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項は個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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株式投資では、他の人との「差別化」が重要です。一般の人がどのように投資を学び、知識を獲得しているのかを理解することは役立ちます。
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方法②:SBI証券アプリのスクリーニング機能で銘柄をチェックしまくる
SBI証券アプリのスクリーニング機能を活用して銘柄を見る習慣をつけることも効果的です。
スクリーニング機能を使うと、さまざまな指標を組み合わせて効率的に銘柄を見つけることができます。
SBI証券では3,600以上の銘柄が取り扱われていますが、スクリーニングを上手に活用することで、素晴らしい銘柄に出会うことができます。
関連記事:小型株・成長株、銘柄一覧まとめ【日本の有望銘柄80社をブログで紹介】
方法③:著名な投資家の本を読む
以下の関連記事で、個人的に読むべき10冊をまとめています。
著名な投資家の本を読むことは、投資における知識と洞察を深めるために重要です。これらの本は、成功した投資家の経験と教訓に基づいて書かれており、貴重な情報を提供してくれます。
投資家の視点や戦略を学ぶことで、市場の動向やリスクの評価についての理解が深まります。
また、投資家の成功や失敗のエピソードを通じて、心構えやリスク管理の重要性も学ぶことができます。これらの本は投資初心者から上級者まで役立つ情報を提供し、自身の投資戦略を構築する上で不可欠な道しるべとなります。