毎日株価を見ない方が良い理由、株価をチェックする理想の頻度とは

毎日株価を見ない方が良い理由、株価をチェックする理想の頻度とは

ついつい株価が気になって、毎日見てしまうことありませんか。実はその行為は、メリットがあまりなく、むしろデメリットが大きいことご存知でしたか。

本記事では、株価を毎日見てしまうという行為のデメリットについて紹介しています。

特に短期のトレーダーではなく、長期投資家を目指す上では、株価を頻繁にチェックする行為は良くない理由がいくつかあります。

毎日株価を見るという行為は長期投資に向かない

長期投資における最大の敵とは、「自分自身」のコントロールを失う行為です。

株をやっている人の多くは、毎日のように、株価を頻度高くチェックすることが大好きだ思われます。

そして、毎日、株価が上がった、下がったということで、一喜一憂します。

このような行為を私はギャンブルと同じと考えています。

株価の頻度高いチェックは、ギャンブルをしている感覚と近い。

株価は毎日ランダムに動きます。これはパチンコで多くの日では負けるが、たまに大当たりがあって儲けることができるという感覚に近いのではないでしょうか。

株価もたまに急激に増えることもあれば、大幅に減ることもあります。

株価を見る行為で、快楽を感じている

頻度高くチェックしてしまう理由は、上がることに対して脳がドーパミンを出して快楽を感じているからだと考えられます。

株価だけではなく、投資した企業の良いニュースが出ることなどにも、当てはまります。

このようにランダムに、何かしらの良い情報が得られることは、たまに報酬が与えられるギャンブルやアプリにおけるガチャと同じ構造にあるということが理解できるのではないでしょうか。

株価や企業の業績やニュースも全く同じ事象です。こちらも確実な予想はできず、マーケットの状況に左右される偶然性が強いため、脳に与える影響としては構造的に似ているものと考えられます。

株価を頻度高くチェックするデメリット

株価を頻度高くチェックしてしまうことのデメリットとしては以下が考えられます。

株価をチェックする行為そのものに依存する

頻繁にチェックするほど、株価が上昇時にドーパミンが出る習慣が形成され、株価チェックという行動に依存してしまうことになります。

そのため、平日の仕事や大切な人との会話に集中ができなくなり、注意散漫になってしまいます。

頭の中は、株価や投資した企業のことでいっぱいになり、他のことが疎かになってしまいます。

長期保有の銘柄を、短期で売却してしまう

株価を毎日見てしまう行為や頻度の高い株価のチェックによって、場の雰囲気に流されてしまうことになってしまいます。

短期的に株価が暴落した時などに、損失が耐えられずに売却をしてしまうなどがこれに当てはまります。

本来は、企業の業績などとは全く関係ない値動きであるにも関わらず、値動きに目が奪われてしまうことで、このような行為に結びついてしまいます。

値動きに目が奪われると、意思決定が感情的になってしまい、本来の目的である長期保有から、短期的な報酬を求めるような短期的な行動が出やすくなってしまいます。

大切な時間を無駄にしてしまう

株価を毎日、頻度高くチェックすることのメリットはあるのか、客観的に考えてください。

何か投資のパフォーマンスを向上させることに、役に立つような時間でしょうか。

改めて自問自答してみましょう。答えがNoであるのなら、株価をチェックすることに奪われて時間をより有意義な時間に割り振りましょう。

例えば、より優れた企業を探すことに投資ができたり、投資先企業のモニタリングに時間をかけたりです。

リスクの高い行為をしてしまう可能性

株価をチェックする行為が習慣となると、短期的な報酬を求めるような思考回路になってしまうことは説明しました。

そのような思考回路になってしまうと、今度はより大きな快楽を短期的に求めて、よりリスクの高い投資を短期目線でしてしまう可能性があります。

継続に得られる報酬に対しては耐性がついてしまいます。つまり刺激が足りなくなってくるのです。

そのため、足りなくなった刺激を補うために、もっとリターンが高いと感じる行為(もちろんリスクが伴う)に走ってしまいます。

長期投資の原点を改めて認識しよう

長期投資とは、場の雰囲気に流されずに、優れた企業の株式を持ち続けることでリターンを得ることであり、感情的になること、場の雰囲気に流されることはもっとも避けたいことです。

しかし、これまで説明してきた通り、頻繁にモニタリングすることがまさに、長期投資の敵である行動を引き起こしてしまうことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

客観的に、頻繁に株価を見るという行為が、自分にとってどのようなメリットがあり、その裏でどのようなデメリットがあるのかを客観的に認識しましょう。

頻度高い株価を見る行為を止める方法

株価の頻度高いチェックは長期投資家にとっては、弊害でしかないことが分かりました。

それでは、どうやったら止めることができるかを紹介します。

方法として考えられるのは、以下の通りです。

・現状の自分の行動を客観的に観察、理解する。(行動を変える必要性を自分の言葉で理解する)

・チェック回数に関して、目標を設定する。(目標設定)

・閲覧しているページに簡単に辿り着けないようにする。(習慣を引き起こすきっかけを無くす

・他のことをして、気をそらす。(注意を逸らす、代替を見つける

悪い習慣を断つための方法論に近いことですが、私がこれまで実施して成功したのは、一度に一気に絶ってしまうという方法です。

ただし、初期の頃は、これまで習慣で染み付いているため、無意識のうちに前の悪い習慣をしてしまおうとしてしまうので注意が必要です。

しかし、一度この障害を乗り越えてしまい、時間が経過すると、その後は楽です。それでは、それぞれのステップを細かく紹介します。

現状の自分の行動を客観的に観察、理解する

株価チェックなどの習慣を変えたいと思いたいなら、まずは自分自身の行動を客観的に振り返ってみる必要があります。

毎日、株価チェックにどの程度時間をかけているのか、またその行為によって、気持ちの変化はあるのか、をメモでも良いので記録しましょう。

株価を頻度高くチェックすることのメリットは何か、デメリットは何か。自分自身の言葉で整理することで、より納得感が出てくると思います。

具体的な目標を明確にする

株価を見ないようにしようとすると、初期的には、「見たい」と思う衝動が発生します。

それを乗り越えるためには、明確なゴール設定と宣言が必要です。

なぜ、辞める必要があるのかということを明確に理解した上で、目標を設定し、自分の言葉で言語化すること。

例えば、以下のように設定してみると良いと思います。

目標:株価をチェックすることは、長期投資や生活の中では弊害でしかない。今後、平日株価をチェックしないようにする。チェックは休日の暇な時間帯にのみ実施。

目標達成期間:X月X日(1週間後)

目標設定の期間は、まずは短期間で問題ありません。まずは1週間から始めてみましょう。

細かい部分は、アレンジしましょう。例えば土曜日だけ確認するとか、平日は一切見ないと割り切るとか。

いきなりそれが難しい場合は、お昼休憩だけチェックするという形でも問題はないと思います。

小さな目標でも良いので、まずはこの目標を全力でクリアするようにします。

株価をチェックするきっかけとなる行為やモノを無くす。

株価チェックの場合は、株価をチェックするサイトへの導線を無くすということが方法としてあります。

それらは、例えば証券会社のアプリや株価チェックするブックマーク、ツイッターなどです。

それらを削除して一切閲覧できない状態にしてしまうと、誘惑となるきかっけがなくなるので、効果は絶大です。

株価を見る行為の代替を見つける

株価を見てしまうというのは、何かしら暇な時や手持ち無沙汰になったときではないでしょうか?

暇な時間にチェックしてしまうのであれば、休憩時間に代替となる行為や習慣を見つけるのも一つの方法です。

仕事の合間や休憩時間に株価をチェックすることが習慣になっている人は、意識して何か他の代替を探さないといけません。

散歩やメールのチェック、読書、ニュースの確認など、株価につながらないような行為を設定しましょう。

目標に対しての進捗状況を管理する

設定した目標に対して、どれぐらい実行できているか記録を残しましょう。・

この行為は、自分自身のモチベーションにつながり、改めて毎日、目標を意識するという効果が期待できます。

毎日メモでもエクセル表でも良いので、クリアしたら、○印などで記録をつけましょう。

新たな目標を設定する

例えば、1週間などの短期の目標が達成できたら、次なる長期の目標を設定しましょう。

もし、目標が達成できなかったら、なぜ達成できなかったのか、どうすれば達成できるのか新たな短期目標を設定して、振り出しに戻りましょう。

目標が達成できなかったと言っても、自分を責める必要はありません。少なからず挑戦した結果が見えているので、それだけでも成果があります。

株価を見る行為を抑えて、長期投資家へ

長期投資家を目指している人にとって、いかに株価を毎日チェックする行為が害であるかが理解できたと思います。

もちろん、定期的に企業の状態を確認するという行為自体は、長期投資家にとっても必要なプロセスであり、否定はしませんが、株価はその対象ではありません。

本当に自分が自信を持って徹底的に調べた上で、投資をした企業であるならば、そこまで頻度の高いチェックは必要ないでしょう。

これを機会に、株価を頻繁に見てしまうという行為を改めてみてはいかがでしょうか。

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