ヨシックス(3221) 事業分析、株価|格安居酒屋、寿司チェーンの展開

ヨシックス(3221) 事業分析、株価|格安居酒屋、寿司チェーンの展開

今回調査する企業はヨシックス(3221)、都心に住んでいる人にはあまり馴染みのない居酒屋チェーンかもしれません。

都心や中心地から少し離れた郊外に戦略的に展開している飲食チェーンです。

飲食産業にありながら、利益率の高さ、キャッシュが積み上がる事業モデル、ということで、今回ピックアップして見ました。

ヨシックスの事業内容

以下の飲食店ブランドを展開しています。
店舗数は、有価証券報告書-第33期(平成29年4月1日-平成30年3月31日) より

や台ずし (177)

・全品280円居酒屋 ニパチ (72)

・お好み焼き・鉄板居酒屋 や台や (9)

・鮮魚刺身と鶏黒炭焼 せんと(1)

・串かつ居酒屋「これや」(20)

数字で見るヨシックス

有価証券報告書-第33期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)より

決算年度 2018年度3月(単位 百万円)
売上高 15,683
当期利益 1,221

・業態別売上構成
や台ずし 10,501
ニパチ 3,804
これや 771
や台や 462
せんと 58
その他 84

営業CF 2,671
投資CF – 849
財務CF – 97

現金、現金同等物 4,750
有利子負債 198

ROE 25%
従業員数 686名

注目点

・高いROEが安定して推移、過去5年間20%台で推移している。
・フリーキャッシュフローがプラスで安定して推移。キャッシュフローの増大を目指した経営
・コスト削減を徹底している姿勢
・キャッシュリッチ
・自社で店舗の設計、施工管理を行なっている点、外注に比べ出店コストを抑えられている。
・ほぼ全ての店舗が直営店舗
・1等地を避け、その周辺で展開する立地戦略で固定費抑制
・景気変動に合わせた出店戦略を実施している点

懸念点

・業界全体として人手不足、採用コスト増であること。
・「や台ずし」へのブランド依存度が高いこと(売上高の66%近く)
・時価総額が小型株という水準ではないこと。

株価水準

2019年3月時点

時価総額:約330億円
PER(会社予想)約24倍

ヨシックス、まとめ

ビジネス上の戦略がうまく刺さっていて、成長しています。

ビジネス戦略のケーススタディーの好例に出てきそうな企業です。決算資料をみれば分かるのですが、とても綺麗な戦略です。

割安だが一定のニーズが見込める立地戦略、中小型店舗展開そして、店舗の設計、施工管理を自前で行い出店コストを抑え、余力のある分は商品にお金をかけて集客、リピートを狙っています。

懸念点としてもあまり書くことがないのですが、主力のや台すしが今後どこまで消費者に支持され続けることができるかという点でしょう。

実際の店の評価に関しては、自分で足を運んで調べてみるしかなさそうです。

こちら、Google Map上に口コミが書かれていたので、いくつか良い、悪い評価を抜粋して見ました。

良い評価

・安くて美味い
・寿司屋でもタバコが吸える
・ハッピーアワーの飲み物が安い
・コストパフォーマンス良い

悪い評価

・店内狭い
・寿司が高い
・料理出てくるのが遅い
・サービスが悪い

全体的に高評価が目立っていましたが、寿司店として来客した客は、寿司の値段の高さや種類の少なさで評価が低くなっているような気がします。

コスパを求める居酒屋、寿司屋の雰囲気としては一定のセグメント顧客にはささっているような感じがします。

寿司屋でタバコを吸えるというのも、良いですね。一度足を運んでみなければいけません。

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