アクアライン (6173)事業分析、株価水準|水まわり緊急修理サービス事業

アクアライン (6173)事業分析、株価水準|水まわり緊急修理サービス事業

今回紹介するアクアラインの事業内容は、水まわり緊急修理事業と、ミネラルウォーター事業です。

時価総額が50億円以下、ROE20%以上、増収トレンドということで、ピックアップしました。事業内容と成長性について検討します。

アクアライン事業内容

水まわり緊急修理サービス事業と、ミネラルウォーター事業の2本です。

水まわり緊急修理サービスは、「水道屋本舗」として全国展開。

数字で見るアクアライン

2018年2月期有価証券報告書より

決算年度 2018年度月(単位 百万円)

売上高 5,254
当期利益 250

・事業別収益構成
水まわり緊急修理サービス事業  (売上) 4,696 (営利) 349
ミネラルウォーター事業  (売上)556 (営利)35

営業CF 219
投資CF -71
財務CF -142
現金、現金同等物 1,031
有利子負債 237

ROE 20.4%
従業員数 334名

注目点

・売上高が右肩上がりで伸びている点。

・水回りトラブルは、常に一定数の需要が発生するので、景気悪化時の変動が受けにくい可能性があること

住宅の老朽化に伴い需要増加傾向

築40年超のマンションは現在72.9万戸であり、ストック総数に占める割合は約1割。
10年後には約2.5倍の184.9万戸、 20年後には約5倍の351.9万戸となる見込み。
出典:国土交通省

・サービススタッフ全員がグループの正社員であること。(外注していないので、教育やコントロールがしやすい)

サービス提供の質を重視する経営方針

・地域ごとに営業拠点を持たない販売体制なので、コストがかからない仕組み。サービススタッフはコールセンターからの要請に応じて、自宅から車両で現場に向かう直行直帰。

懸念点

・サービススタッフの自宅から直行直帰の働き方は、マネジメント、管理が難しい面がある点

・同業他社との競争
ネット検索で調べたところざっと以下が出てきました。
クラシアン
水道修理センター
イースマイル 
水道修理屋
まごころ水道サービス

・業務提携先からの受注増に伴い販売手数料支払いが増えている点、販売手数料 約 600百万円。

業務提携先がどこか分かりませんが、ジャパンベストレスキューシステムのようなプラットフォーム型の集客だと思われます。
売上が約46億円に対して、販売手数料が6億近くなので、結構な手数料%だと思われます。

売上46億円の全体が業務提携先ではないと思うのですが、例えば40億近くの売上が業務提携先からの紹介だとすると、15%近くの手数料ということになります。

シェアリングテクノロジー社も生活関連トラブルのプラットフォーム事業を展開しています。

関連:シェアリング・テクノロジー(3989)事業分析、株価|プラットフォーム型注目小型株

株価水準

2019年3月時点

時価総額:約36億円
PER(会社予想)約118倍

アクアラインまとめ

業界全体のトレンドとしては、住宅の老朽化に伴いニーズは増えていくと思われますので、基本的に成長は続くと考えられます。

一方で、会社の課題としては、集客を業務提携先に依存している構造にあるのではないかと思われます。自社で集客ができないために、外部への集客の手数料支払いが収益率を圧迫している構造が読み取れます。

問題点としては、競合他社がかなりの数がいるという業界構造にあると思われます。

当社としては、サービスの質にこだわりを持っている点、全員が正社員であるという点という姿勢から、顧客へのサービスの中身で勝負し、差別化を図っていくことが必要なのでしょう。

事業領域の拡大として、パーソナルジムを展開し始めているのですが、本業とのシナジーがあるのかが未知数ではあります。

IR目的なのか、単なる売上拡大を見越してなのかは定かではありませんが、関連のなさそうな領域で、事業領域を多角化させた会社で上手くいったケースはあまり聞きませんので、注意が必要だと思われます。

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