【注目】小型成長株、セラク(6199)事業分析、株価水準 | IT人材育成強み、システム会社

【注目】小型成長株、セラク(6199)事業分析、株価水準 | IT人材育成強み、システム会社

今回は、過去の高い売上高成長率と、時価総額100億円以下ということで、セラクをピックアップして事業内容、今後の成長性について調査してみました。

セラク、事業内容

・経営方針
「IT技術教育によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献する」

・主な事業内容

システムインテグレーション事業(SI事業)

ITインフラ設計、構築、運用やクラウドインテグレーション分野。売上の大部分を占めるコアな事業

デジタルトランスフォーメーション事業(Dx事業)

AI、ビックデータ、IoT、農業IoTなどの最先端技術領域での事業展開をしています。

「その他事業」

人材紹介事業(新規)などを始めています。

みんなの情熱大学」など、エンジニアのコミニティ作りは注目に値します。

数字で見るセラク

2018年8月期有価証券報告書より

決算年月 2018年度8月(単位 百万円)

売上高 9,017
経常利益 525
当期利益 311

・販売実績
ITインフラ事業 5,067
ウェブマーケティングコミニケーション事業 1,848
スマートソリューション事業 1,762
みどりクラウド事業 67
その他 271

営業CF 562
投資CF △ 220
財務CF 93

現金、現金同等物 2,266
有利子負債 255

ROE 13.7%
従業員数 1,879名

セラクの注目点

・2ヶ月でITエンジニアとして就業可能な教育プログラムを保有

・経験の浅いエンジニアをOJTの一環としてプロジェクトにアサインすることで、案件と教育機会の両方を獲得できる点

・新規事業の一環として、農業ITプラットフォーム「みどりクラウド」を展開

・人材紹介事業に開始(これまでの自社で培った教育力を生かせる分野)

セラク、懸念点

・2018年8月期は、計画より下振れで着地、採用コスト増が要因として考えられる点

・人に依存するビジネスモデル(人の採用数に応じて売上、利益が増加するモデル)

・コアとなる自社プロダクトがない、開発中

・会社口コミの評判があまり良くない点。転職会議、等

経営者はどんな人か。

代表取締役は、宮崎龍己 氏という方です。以下略歴となります。

昭和55年4月 株式会社マーク入社
昭和56年12月 米国クイーンズ大学留学
昭和59年2月 株式会社マーク復職
昭和62年12月 当社設立、代表取締役(現任)
出典:当社HP、有価証券報告書

インタビュー記事がありました。

参考記事:教育⼒により⾃社創出したIT技術者を技術レベルに応じたプロジェクトに配置──株式会社セラク代表取締役 宮崎 龍己

参考になるポイントは、

・ITインフラの運用監視は、継続型の売上、ストックビジネスである点
・当社のビジネスモデルには、教育に手間がかかるため参入障壁あり

株価水準

2019年4月時点

時価総額:約82億円
PER(会社予想)約18.7倍

まとめ

社員数が増加と比例して売上利益が増加しているモデルだと思うので、人数が増えた時の社内の人材マネジメントが重要となりそうなポイントです。

社員数が増加すればするほど、社員のモチベーション管理やキャリアの支援などが重要度を増してきます。

この点、重要な数字としては、社員の満足度や働きやすさ、離職率など定点観測する必要が多いにあるのでしょう。

この点は、人材派遣系の企業で上手くやっている会社が参考になりそうです。

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当社の強みは、未経験のエンジニアを短期間で教育する教育力だという点だと思っています。このポイントを生かした、スクール事業のような「みんなの情熱大学」事業はなかなか面白いと注目しています。

エンジニアを目指したい、専門的な技術を学びたいエンジニアなどが集まるコミニティとしてのリアルな場を提供できれば、かなり価値のある事業となる可能性を秘めているのではないかと思っています。

キャリアデザインセンターのIT人材派遣事業も好調でしたので、ニーズはかなり高いことが伺えます。

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一旦コミニティが出来てしまえば、そこから自社での採用や人材紹介事業へと発展させることができます。

採用して育成したエンジニアをどのように定着させるか、モチベーションを高く維持するかという点がポイントになってくると思われます。

ITインフラ事業は、一定のストックビジネスの要素があるのですが、初期の導入時にはフローの収益があると思われるので、ストック型とフロー型の売上構成の割合が知りたいところですが、詳細は分かりませんでした。

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