セラク(6199)事業内容、株価、強み分析、成長可能性 | IT人材育成強み、システム会社

セラク(6199)事業内容、株価、強み分析、成長可能性 | IT人材育成強み、システム会社

セラク(6199)の業績、売上高等を分析、考察しています。

まずは、客観的に事業内容を精査する前に実績値としての数字を見ていきたいと思います。

株価関連情報

(調査日時:2021/2/1)

時価総額:244億円

PER(予):25.6倍

PBR:6.72倍

売上高推移

(単位:百万円)

2016年:6,317

2017年:7,500

2018年:9,017

2019年:11,410

2020年:13,771

営業利益推移

(単位:百万円)

2016年:536

2017年:532

2018年:543

2019年:727

2020年:1,134

当期利益推移

(単位:百万円)

2016年:314

2017年:360

2018年:311

2019年:440

2020年:654

ROE推移

(単位:%)

2016年:17.5

2017年:16.9

2018年:12.9

2019年:15.6

2020年:19.0

有利子負債推移

(単位:百万円)

2016年:128

2017年:110

2018年:250

2019年:348

2020年:1,112

現金等推移

(単位:百万円)

2016年:1,837

2017年:1,832

2018年:2,266

2019年:2,723

2020年:4,282

キャッシュフロー推移

営業活動のキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:546

2017年:202

2018年:562

2019年:655

2020年:995

投資活動のキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:-35

2017年:-164

2018年:-220

2019年:-255

2020年:-160

財務活動のキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:636

2017年:-45

2018年:93

2019年:57

2020年:724

フリーキャッシュフロー

(単位:百万円)

2016年:510

2017年:38

2018年:341

2019年:399

2020年:835

セラク、事業内容

※以下は、2019年に調査した内容となります。適宜追記してきます。

・経営方針
「IT技術教育によりビジネスを創造し、社会の発展に貢献する」

・主な事業内容

システムインテグレーション事業(SI事業)

ITインフラ設計、構築、運用やクラウドインテグレーション分野。売上の大部分を占めるコアな事業

デジタルトランスフォーメーション事業(Dx事業)

AI、ビックデータ、IoT、農業IoTなどの最先端技術領域での事業展開をしています。

「その他事業」

人材紹介事業(新規)などを始めています。

みんなの情熱大学」など、エンジニアのコミニティ作りは注目に値します。

セラクの注目点

・2ヶ月でITエンジニアとして就業可能な教育プログラムを保有

・経験の浅いエンジニアをOJTの一環としてプロジェクトにアサインすることで、案件と教育機会の両方を獲得できる点

・新規事業の一環として、農業ITプラットフォーム「みどりクラウド」を展開

・人材紹介事業に開始(これまでの自社で培った教育力を生かせる分野)

セラク、懸念点

・2018年8月期は、計画より下振れで着地、採用コスト増が要因として考えられる点

・人に依存するビジネスモデル(人の採用数に応じて売上、利益が増加するモデル)

・コアとなる自社プロダクトがない、開発中

・会社口コミの評判があまり良くない点。転職会議、等

経営者はどんな人か。

代表取締役は、宮崎龍己 氏という方です。以下略歴となります。

昭和55年4月 株式会社マーク入社
昭和56年12月 米国クイーンズ大学留学
昭和59年2月 株式会社マーク復職
昭和62年12月 当社設立、代表取締役(現任)
出典:当社HP、有価証券報告書

インタビュー記事がありました。

参考記事:教育⼒により⾃社創出したIT技術者を技術レベルに応じたプロジェクトに配置──株式会社セラク代表取締役 宮崎 龍己

参考になるポイントは、

・ITインフラの運用監視は、継続型の売上、ストックビジネスである点
・当社のビジネスモデルには、教育に手間がかかるため参入障壁あり

株価水準

初回調査時点:2019年4月時点

時価総額:約82億円
PER(会社予想)約18.7倍

まとめ

社員数が増加と比例して売上利益が増加しているモデルだと思うので、人数が増えた時の社内の人材マネジメントが重要となりそうなポイントです。

社員数が増加すればするほど、社員のモチベーション管理やキャリアの支援などが重要度を増してきます。

この点、重要な数字としては、社員の満足度や働きやすさ、離職率など定点観測する必要が多いにあるのでしょう。

この点は、人材派遣系の企業で上手くやっている会社が参考になりそうです。

関連記事:
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当社の強みは、未経験のエンジニアを短期間で教育する教育力だという点だと思っています。このポイントを生かした、スクール事業のような「みんなの情熱大学」事業はなかなか面白いと注目しています。

エンジニアを目指したい、専門的な技術を学びたいエンジニアなどが集まるコミニティとしてのリアルな場を提供できれば、かなり価値のある事業となる可能性を秘めているのではないかと思っています。

キャリアデザインセンターのIT人材派遣事業も好調でしたので、ニーズはかなり高いことが伺えます。

関連記事:キャリアデザインセンター(2410)事業分析、株価|女性、エンジニアに強い人材系企業

一旦コミニティが出来てしまえば、そこから自社での採用や人材紹介事業へと発展させることができます。

採用して育成したエンジニアをどのように定着させるか、モチベーションを高く維持するかという点がポイントになってくると思われます。

ITインフラ事業は、一定のストックビジネスの要素があるのですが、初期の導入時にはフローの収益があると思われるので、ストック型とフロー型の売上構成の割合が知りたいところですが、詳細は分かりませんでした。


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※本記事に掲載されているコメントは、あくまで個人的見解に基づくものです。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。また記載事項個人の調査に基づくものであり、100%正確であるとは限りませんので。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。